2015年茶道納め

なんと11月11日以来ブログ書いてないことに気がついてびっくりしてます。書きたいことはたくさんあるのに、なかなか時間を作れないものですね。

11月から12月にかけてはUS出張からのイベント実施、フルマラソン、そしてスイス出張とバタバタしていました。やっとなんとか落ち着いて(まだ仕事終わってないけど)、昨日は久しぶりの茶道。心が落ち着きました。

 

炭点前四ケ伝の唐物の復習。

 

初炭は炭の組み方からもう忘れていて、なんとも情けないのですが先輩のさりげない指摘とともになんとか乗り切りました。炭の組み方がうまくて、とてもよく火がついて逆に困ったくらい。

 

お香の香りが素敵で、自分でも家で楽しみたいなあと思っているところ。先生にお聞きしたら、「お勉強のために本物のお香を香炉で焚いても良いかも」とのことでした。

 

裏千家の練香といえば、坐忘斎お好みの坐雲(鳩居堂)、松濤(松栄堂)を知っていらしたら十分よ、とのことで、まずは鳩居堂に行って色々見てこようかな、なんて思いました。香炉は持っているのですが、炭を焚くのがかなり敷居が高いので、調べたらアロマポットでも良いとか・・・これもお店に行って相談してみようと思います。

 

四ケ伝の唐物は茶筅の置く場所から忘れてしまっていて、なんともお恥ずかしい限り。先生から「あなたは理由があればすぐ覚えられるわよね」とおっしゃっていただきまして。茶筅は自分の右前に来る時と左に来る時とがどうしても覚えられなかったのだけど、「きれいな茶筅は是非お客様に見ていただきたいもの。まだ使っていない時は右のお客様の前、お茶を点てたら汚れるので左に控えておき、お湯できれいにしたらまた右のお客様の前に戻るのよ」という説明でかなり明確になりました。先生のご主人は理系の研究者であったとのことで、理論的な説明がとても私には助かります。

 

茶杓は唐物のため元節の現お家元という設定でお稽古しました。銘は「初雪」。スイスで初雪を見てきましたと言ったら「茶道は季節を先取りなので、初雪が降ったらその銘のものは使えないのよ」とのこと。まあ東京はまだ降ってないので許していただきましょう。

 

今年のお稽古も今回で終了。初釜とかは特にはないのですが、来年のお稽古がまた楽しみです。