千葉マリンハーフと高橋尚子さんの素敵な行動
今年も走りました。千葉マリンハーフマラソン。
はい、2年前に初めて走ってぶ~たら文句言っていた大会ですよ。
実は今年で3回目。去年は一昨年ほどの衝撃はなく、ちょっとペースをあげて走ったためちゃんと給水所で水も飲めた(しかし最後の数キロで撃沈して結局記録は平凡に終わる)ので、あまり実は文句がなかったんですが。
まず、今年は2日ほど前から肩に違和感を感じていて、当日の朝まで走るかどうかを悩んでいたのですね。なので、今日は2時間40分位のゆったりペースで練習がてら走ろう、と。例年、ペースキロ6分半を超えると給水所に水がない(っておかしい話なんですけどね、本来)と有名な大会ですので諦めていたのですが、今年はポカポカ3月の陽気。これは水なかったら死ぬな・・・と思っていましたが、ヤッパリなかったです。今年はコップが笑。最後の給水所は逆にコップはあるのに水がなくて、公園の水道水ですからね。どこから突っ込んだらいいのかわかりません。これ、結構大きな大会ですし、それなりの参加費も払っているのに・・・
ボランティアの中学生?高校生?がひたすら謝ってて、それもなんだかおかしい話。でもランナーの方たち、ボランティアに詰め寄ることもなく「ありがとう、大変だね」ってペットボトルを回し飲みするという。何とも言えない光景。
さらに、今回は運営のミスで、制限時間内にもかかわらずゴールが撤去される!という異例の事態。異例の事態じゃないでしょ。えっと、これ、返金ものですよ。というわけで2時間30分あたりで20キロを通過した私は当然の如くゴールできずじまい。
21キロ手前(道からゴールに入るあたり)で「ゴールは撤去されました」って看板をみて「ああ、間に合わなかったか」(制限時間を調べていなかったので時間内とは知らなかった)と思っていたら、ゴールの方から元気な女性が大きな声でなにやら叫んでます。よく見ると、Qちゃん!高橋尚子さん!
「よくわかんないんだけど、ゴールなくなっちゃった!ここが!ここが!あなたのゴール!」
と叫びながらみんなとハイタッチ。
ええ、感動しましたよ。私、実はDNFまだ2回目(しかも1回目は負傷のためリタイア)だったのでちょっと落ち込みそうだったんですが、「そうか、大会にはゴールしなかったけど、20キロは走ったもんね〜」と前向きな気持になりました。天気は良かったし、ボランティアの人たちは素晴らしかったし、景色もいいし、何より走ってて楽しかったものね。
帰宅してから、実は運営のミスと知ってからも不思議に怒りはおきませんでした。さらに、Facebookでこの記事を教えてもらって読み、更に感動。
ほんと、素敵でした。高橋尚子さん!また彼女とハイタッチしに、どこかの大会に出よう!
・・・千葉マリンハーフにはもう、出ないかもしれないけど〜笑