マレフィセント

出張に行っていてしばらくブログを更新しませんでした。始めた時に毎日、できれば週5日は更新したいと思っていたのですが、このブログも3日坊主になるところでした。危ない。

出張で飛行機に乗ると映画を見るのが楽しみなのです。だいたい行きも帰りも仕事がたまっているので本当は仕事しなくちゃいけないんですけど、やっぱり映画を見てしまいます。行きもみたのですが、まずは帰りに見た「マレフィセント」。

 

この映画はディズニーの「眠れる森の美女」の実写版。とはいえ、視点が呪いをかけた張本人のいわゆる「魔女」側から描かれています。この魔女が「マレフィセント」です。

 

ネタバレになるのであまり書きませんが、最初から悪の人はいないということが描かれています。悪は人を恨むことによって生まれてくる、あるいは人に恨まれて悪になる、ということ。そして、以前から「誕生パーティーに招待されないで呪いかけちゃうなんて魔女は随分と自分勝手ね」と思っていたのですが、これは・・・呪いかけるわ。うん。

 

結局、真実の愛というものはないのかどうなのか、わからないのです。以前からもう一つ疑問だった、「初めて会った姫を見て「なんと美しい!」などと言ってキスする王子が本当に真実の愛を持ってるのか」という疑問にもこの映画は答えてくれます。

 

それにしてもマレフィセント、男見る目ないわね。疎遠になってから突然連絡よこすような男にろくなのはいないのよ。あと、男の野心ってのは結局全部を失うってことなのよね・・・

 

ディズニー映画ですが、深いです。見てない方には、ぜひ、おすすめ。

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 ちなみに原作のアニメを見ておくと、さらに面白いらしいですよ・・・ 

IBMマラソン(10km)完走!

本日は会社のランニングクラブが主宰のマラソン大会でした。親子ラン、チームリレー、そして個人 10kmとあるのですが、私は個人10kmに出場、完走しました。

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今年で3年目のイベントですが、昨年の100人規模から一気にパワーアップ、なんと500人を超える大イベント!ちゃんと計測もしてくれて本格的なマラソン大会です。
 
社長(ポール与那嶺さん)もリレーで参加。素晴らしい。ちなみに、レース中すれ違った時に「ポールさーん!」と呼びかけたところ笑顔で手を振り返してくれました。
 
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アメフト部のチアリーダーも応援に駆けつけてくれました。厳しい時に彼女たちに「頑張って!」と言われると女性でも元気でます!小雨の中、ホットパンツ寒そうでした・・・
 
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ちなみに、弊社はいつもyear to year growth (つまり前の年よりも成績をよくしろ)と言われ続けています。というわけで、参加者も来年は1000人を目指すそうです。
 
私は一昨年、去年とほぼ同じタイムで1時間2分ちょっとだったのですが、今年は9月末から体調を崩してしまい、ほとんど練習をできていなかったのです。正直まだ本調子ではなかったので出場もどうしようか悩んだ中、ダメならリタイヤすればいいやーと出場したのでした。というわけで、タイムは昨年より2分ほど悪くて、残念。しかし、よく完走できたなと、まあ悪い中でも褒めておこうという感じです。

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 来年は1時間を切りたいな、と思うのでした。練習、練習・・・!

Facebook広告の効果

先日、あるメーカーさんのお化粧品を買いました。私がいつも使っているものよりは少し高価(だいたい4倍くらい!)なのですが、試しに2回使ってみて良かったのと、それになんと5回エステが付いてくる!エステも無料で体験したのですが、割とちゃんとしてました。ま、モヤモヤしますけどね。エステなくて化粧品だけだったら買ったかというと買ってないし、この値段だけでエステのみだったら契約してるかって言ったらしてないし。合わせ技ですかね。

これは先日のエントリーで書いたカラー診断をして頂いた会社さんです。実は、このカラー診断はFacebookの宣伝で出てきたもの。正直、バナー広告とか効果あるのかしらと思っていたタイプなので、ここから誘導されて数万円使うとか(笑)割と自分で驚いてます。

スパムとかも効果あるのかしらと思いつつ、こんな感じである程度クリックする人とかいるんでしょうね…

MacbookでiTunesを使う時の落とし穴

1ヶ月ほど前に、Macbookを購入しました。12インチの新いMacbookです。

Type-Cのポートが一つ、という以外は何も不安がなかったのですが。通常の使用(Webブラウジング、メール(と言っても最近は殆どメールはgmailなので)とちょっとしたPythonプログラミング)では本当に問題ありません。キーボードも結構打ちやすいです。先日はイベントにも持って行きました。軽くて、出先に持っていくのには調度よいです。傷がつかないよう、カバーも買いました。クリアなので良い感じです。

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慣れてきたしちょっと時間もできたので、完全に家の環境をMacに移したいと考えました。今まではLenovoのデスクトップを使っていたのですが、OSはなんとWindows XP。ネットには繋がないどころか、最近じゃ怖くて電源すら入れておりません(^^;; ただ、写真やITunesのライブラリなどはここにあるので、これをどうにかしてMacに移行してXPとおさらばしたい。Linuxとか入れてもいいななんて思っております。スペック的には余裕だしね。

 

ただ、MacbookはノートでSSDなので容量小さいのですよね。家には無線ネットワーク接続のできるHDDがあったのですが、最近調子も悪く、安い外付けUSBのHDDを買いました。3TBで1万円ですよ。安いですね。

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しかしですよ。UBCしかもType-cのポートがMacbookには一つしかついていないのです。しかも、Type-CからType-Aへの変換も1つしかされないのです。

 

iTunesiPhoneは無線でつなぐとしても、HDDを繋いでしまったら外付けのdriveが読み込めないのです・・・ハブでつなぐと、残念ながら電力が足りずにApple USB Superdriveの電源が入らないという(涙)CDからの読み込みは諦めるか、電源供給は別に行うdriveを使うか、になるのです。あとはType-CからType-Aへの変換をもう一つ買うって手もあります。そうすれば一応使えますね。

 

かなーり、残念な結果です。やっぱり、ポートが1つだけって結構無理ありますよね。今後、Type-Cがスタンダートになることはあるかもしれませんが、ポートが一つしかないこのMacbookが今後受け入れられていくのかは興味深いです。

インターン最終日

昨日、ら1ヶ月京都大学から弊社研究所に来ていたインターンの方の最終日でした。

研究所にインターンに来てもらう場合、仕事的なことではなくなるべく一緒に研究をしてもらいたいというのが私の個人的な考えです。研究所での仕事の経験、というと企業視点での研究を進めるということですから。

今回、修士1年、しかも他のイベントとの兼ね合いでインターン期間が1ヶ月とのことで、研究するには短すぎると感じました。当初は来年にしませんか?あるいはサーベイ的なことでよければ、と打診しましたが、本人は今年が良いこと、研究がしたい、とのことで、インターン期間より前から研究のディスカッションを開始しました。

論文にまとめるまでの作業は出来ませんでしたが、ある程度の見通しの出る結果を出し、社内での報告を終えて行きました。シルバーウィークもありましたので、正味は1ヶ月よりもっと短かく、かなり集中して頑張ってくれたと思います。

「こんなに、データが汚いなんて思いませんでした…!」という感想は、まさに実データを触ってこそ出る感想ですよね。

実は、私がメンターした学生インターンはその後すごく活躍される方が多いのです!(それだけ優秀な方がご応募下さってるということです。感謝)このインターンさんも、今後どんどん活躍していってくれると信じてます!

内容を論文化するまでがインターンです…!あと少し頑張ってもらいますねー。

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最初の日にお土産で頂いた共栄堂の包み八つ橋。この八つ橋が堂々1位になったいわゆる八つ橋論文の考案者でした!

減災ソフトウェア開発に関する1日会議

先週の土曜日のことですが、減災ソフトウェアに関わる1日会議2015に参加してきました。このイベントは今年で3年目、私は昨年に引き続き2回目の参加です。

 

今年のテーマは「パターンランゲージ」を利用したITに関する減災につながる行動や仕組みの「パターン」を探るというもの。

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パターンランゲージとはなんとなく知ってはいたものの、詳しく話を伺うのは初めて。SFCの伊庭先生による資料はこちら。
 
災害に関する「パターンカード」がちょうどこの日にAmazonに載ったとのこと。というわけで、それのリンクもご紹介。

サバイバル・ランゲージ・カード(大地震を生き抜くための知恵)

 
パターンを考えるテーマの一つとして、午前は幾つかの話がありました。そのうちの一つとして、私も参加している情報支援レスキュー隊(IT DART)もお時間を頂いて説明しました。
 
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後半、9月の北関東・東北豪雨被害での常総市での活動報告を私からさせていただきました。IT DARTの資料はこちら。
 
午後はいきなりパターンを作成するのではなく、まずは参加者の経験をもとにテーマごとに話し合い。私は「情報」をテーマとしたチームへ参加しました。
 
災害の「事前」「時中(発災)」「事後」にわけ、どのような情報があるか、情報にまつわる問題があるのかを洗い出しました。この中では災害の経験をいかに情報として残し、今後の情報に関する基準(どこまで公開するか等)を決めるのかといった話で盛り上がりました。
 
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その後、パターンランゲージを用いて「経験を言語化する」という作業を行いました。これが難しい。パターンランゲージ
 
  1. (シンプルな)名前
  2. 背景
  3. 問題
  4. 解決法
を作成するものなのですが、通常、4から作り、3、2、1と作成するそうなのです。なぜかというと、もし問題から作ると、問題の羅列になってしまうから。個別の成功体験をパターンという形で汎化するためには、自分の成功したことのTipsからスタートするのが良いのだそうです。

私は「なにか新しいアイデアを生み出そう」というメンタリティからなかなか抜け出せず、かなり生みの苦しみを味わいました。最後に、出来上がったパターンの発表もしたのですが、かなりブラックなものや解決していないものも多いので、ここでは発表せずにおきます・・・(笑)
 
リスク対策.comさんの記事はこちらです。ちゃんとIT DARTも紹介されています!
 
あっという間の1日でしたが、実は前日に発熱して体調が万全ではない状況で頑張りすぎたらしく、日曜はふせっておりました。風邪も流行っているようなので皆さんもお気をつけて。

「◯◯、教えてくださいよ」における質問の粒度について

最近、人工知能がブームです。

いいことだと思います。私、人工知能学会理事ですし、一応。

で、よくある困ったこと。それは「人工知能、教えてくださいよ」というお願い。

人工知能に限らず、「〜を教えてください」と言われるもので困るものってよくあります。

 

今日も、「機械学習教えてください」って言われて、うう?と唸ってしまったのです。質問してきたのは、技術者としてすごい方です。ただ、昨今の人工知能機械学習はあまりご存知ないらしく、上記の発言に至ったと思われます。

 

でもね、機械学習っていろんな側面があるのです。そもそも機械学習ってね、教師ありと教師付きがあって・・・という一般的な話を知りたいのかしら。でもそのくらいはご存知そう。それにそんなのは「機械学習」でググればささっと出てくる。じゃあ中身をどうやっているか知りたい?いやいや、一口に機械学習って言ってもいろんなものがありまして・・・理論を全部知りたいですか?それともなにかツールを使えるようになりたい?実際のモデルの作成や計算はいいけど、こういうデータには機械学習が使えるよってことを言えるようになりたい?

 

というように、聞かれた方が何を教えていいのかわからず、うううーん、と唸ってしまうわけです。実はこの方には正直に上記の質問を投げ返したところ「出直します」と言われてしまいました。申し訳ない。かたじけない。教えたくないわけじゃないのです。すみません。

 

逆に、自分が誰かに教えを請う時も、ちゃんと相手が答えられる粒度にまで持って行こうと思ったのでした。だって私も、「ウェブ技術について教えてください」とかうっかり言っちゃいそうですからね。