マラソン大会でいろいろ考えた

もうすでに先々週のこととなってしまいましたが、千葉マリンハーフマラソン大会に参加してきました。記録はベストにあと2分ちょい届かず。最初は良いペースでいい記録でそうだったのですが、最後崩れてしまいました。帰り普通に歩けていたし、何でもっと頑張れなかったのか(>_<)と思うのはいつもの事ですね…

 
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天気予報では寒波到来との事で、天候が心配されていたのですが晴れてとても良いランニング日和でした。風は強かったのですが、コースが海沿いなのでそれは仕方がないでしょう。
 
しかし色々思うところがあり、最初はこのエントリのタイトルを「千葉マリンハーフに出るべきでない5つの理由」にしようかと考えていたくらいでした。詳しくは述べませんが、ざっとこんな感じ。
 
  1. 駅から会場までの案内がない
    昨日は幕張メッセで幾つかのイベントや試験があり、到着した時はかなり混乱していました。普通はマラソン大会だけなので人の波についていけば良いのですが、そうじゃないのならば案内は出すべきではないかなぁと。多くのランナーと思しき人が幕張メッセに向かって行ってしまってました(マラソンはマリンスタジアムがスタートでした)
  2. 会場内の案内不が圧倒的に足りない
    どこで登録するのか、どこが更衣室なのか、どこに荷物を置くのかなどの案内がどこにもなく、かつ案内のチラシはすごくいい加減な上に当日の状況で変わります、となっていてかなり不満でした。更衣室は見つけられず女性はトイレで着替えていて大混雑。ただでさえトイレは混むのでこれは問題です…
  3. 給水がたりない
    足が遅いと言われればそれまでなのですが、私が通過する時に給水所にお水がない時がありました。気温が低めだったから良かったですが、もし高めだったりしたら脱水症の人が出たり危険ですよね。
  4. ゴール後配布の水の数が足りない
    給水は数の読み間違いなんてあると思うのですが、なんとゴール後の配布されるはずの水がないという事態。参加者分くらいは確保して欲しいのですが…これも、給水と合わせ、体調面で危険ではと思います。
  5. 記録証の配布に問題あり
    完走後、記録証をもらおうとすると長蛇の列。どうもシステムの不具合?で一件一件の発行に時間がかかっているらしく、だいたい1時間待ちだったらしい。私が取りに行った時にはもうおそらく1時間じゃ無理なくらい並んでいて、どうしようかと思っていたらどうも郵送になったらしいとのアナウンス。「らしい」というのは拡声器で何やら言っているのだが途切れ途切れで聞こえない。スタッフに聞いても私にはわかりませんとたらい回し。結局、どうも郵送になったらしいとチップを返送し帰りました。
 
とダラダラと書きましたが、基本的に「運営がダメダメ」。去年もそうだったのかなぁ?と思ったのですが、これ、よく考えると幕張をよく知ってて、男性で(更衣室とか特にいらないって人)、1時間半くらいで完走できる人には気がつかない運営のダメさなのかもしれません。
 
で、まあ運営のダメなイベントってよくあるのですが、ここで思うのは「全体的なものの見方ができるかどうか」の大事さなんですよね。実務をされてる方はひとつひとつ、お仕事をよく全うされてたと思います。一方で、なんでこんなことにも気がつかないかな…ってところはたくさんあるわけです。
 
例えば駅からの案内にしても、当日他のイベントが周辺であるかどうかなんて調べればすぐにわかることなんですよね。もし他のイベントと重なっていたら駅からの案内が必要であるとか、集合時間をずらすなどの検討ができたでしょう。でも、自分の仕事しか見てないと、そのアイテムが必要なことにすら気がつけない。
 
もちろん、各々が自分のパートをやりつつ、かつ、俯瞰的に物事をみることが重要なのは大事なのですけど、特にボランタリーに動く組織の場合、大体の人がその仕事以外に本業なり何なりを持っているわけで、なかなか全体像まで考える余裕がないです。あるいは、もしかしたらその労力に見合うメリットがないと思って考えないようにしているのかもしれない(気がついて声をあげたら自分がやらなきゃいけないからね)。
 
そんなことを考える暇があったらもっと練習してタイムを出さないと行けないですね。はい。このマラソンは友人にペースメーカーをしてもらったのに新記録がでなくて結構凹んでいて、普通ならよし!練習して良いタイムを!と思うところが、心が弱っていてもうこのままマラソンやめちゃおうかなあなんて思っちゃいます。
 
いや、新しいシューズ買ったしもうちょっと頑張ろう・・・